高校生になると、大学受験を見据えた本格的な学習が必要になります。「予備校に通うべきか、通信教育で十分か」という悩みは、多くの高校生とその保護者が抱える大きな問題です。そこで選択肢に入ってくるのが、ベネッセが運営する進研ゼミ高校講座です。
進研ゼミ高校講座は、高校生向け通信教育の代表格。月額数千円で全教科対応、共通テスト対策から国公立大学の2次試験、私立大学の個別試験対策まで幅広くカバーしています。でも実際のところ、「本当に大学受験に通用するの?」「予備校と比べて質はどうなの?」と気になる人も多いはず。
この記事では、元大手塾講師として進研ゼミ高校講座を使っている高校生を多く見てきた経験から、リアルな評判とメリット・デメリットを正直にお伝えします。契約を検討している高校生・保護者の方の参考になれば嬉しいです。

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進研ゼミ高校講座の基本情報
運営会社と実績
ベネッセコーポレーションが運営する高校生向け通信教育。累計40年以上の歴史があり、毎年多くの大学合格者を輩出しています。東大・京大などの難関国立から、地方国公立、有名私立まで幅広い合格実績を誇ります。
コース体系
進研ゼミ高校講座には「大学受験講座」と「定期テスト対策」が両立した構成。高校の履修内容に合わせて、定期テスト対策と大学受験対策を同時進行で進められます。志望大学のレベルに合わせてコース選択が可能。
対応学年と教科
高校1年生から3年生まで対応。5教科8科目をメインに、志望大学に合わせた個別対策も充実。スマホ・タブレット・パソコンで学習でき、外出先でも学べる柔軟性が魅力です。
進研ゼミ高校講座の良い評判・口コミ
「コスパがとても良い」という声
大手予備校は年間80万~150万円かかる中、進研ゼミ高校講座は年間で10万~15万円程度。予備校の1/10以下の費用で、大学受験対策ができるコスパの良さは最大の評価ポイントです。
「部活と両立できた」という声
スマホやタブレットで隙間時間に学習できる柔軟性が高評価。部活から帰った後の夜でも、早朝の通学電車でも、自分の都合に合わせて学習可能。予備校の時間割に縛られないメリットは大きいです。
「志望大学に合格した」という声
進研ゼミだけで難関大学に合格したという声も多数。特に地方の高校生からは「近くに予備校がなくても進研ゼミがあって助かった」「地方国公立に合格できた」という声が寄せられています。
「定期テスト対策と両立できる」という声
定期テスト対策と大学受験対策を一つのサービスでカバーできる点が好評。推薦入試や内申点を重視する場合も、進研ゼミだけで両方の対策ができます。
進研ゼミ高校講座の悪い評判・口コミ
「難関大対策には物足りない」という声
東大・京大・医学部などの最難関大学を目指す場合、進研ゼミだけでは演習量や発展問題が不足という声。最難関志望なら、Z会や鉄緑会系の教材・塾との併用がおすすめです。
「モチベーション維持が難しい」という声
通信教育全般の課題ですが、「サボってしまう」「誰にも強制されないから続かない」という声も。自己管理能力が試される学習スタイルなので、向き不向きがあります。
「質問対応が遅い」という声
チャットや掲示板での質問対応はありますが、予備校のように対面で即座に質問できないのは難点。すぐに解決したい疑問が溜まってしまうケースも。
「教材が多すぎて消化できない」という声
毎月届く教材量が多く、全部こなせないというジレンマ。優先順位をつけて効率的に使う意識が必要です。全部やろうとせず、自分の弱点に絞って取り組むのがコツ。
進研ゼミ高校講座は「地方国公立~MARCHレベル」を目指す高校生にとってコスパ抜群。最難関志望や、すぐに質問対応したい人には物足りないかもしれません。
進研ゼミ高校講座の学習スタイル
タブレットでの映像授業
分かりやすい映像授業が見放題。1講義10~15分の短い設計で、隙間時間に視聴可能。理解度に合わせて繰り返し視聴できるのも嬉しいポイントです。
AIによる個別学習プラン
AIがお子さんの理解度を分析し、個別最適化された学習プランを提案。苦手分野を集中的に対策できる仕組みが、効率的な成績アップにつながります。
添削指導
月1回の添削指導で、記述問題の答案を赤ペン先生が細かくチェック。記述力・論述力の強化に直結する重要な要素です。共通テストの記述問題対策にも役立ちます。
合格可能性判定テスト
定期的な模試機能で、志望大学の合格可能性を判定。自分の現在地を客観的に把握できるので、学習計画の見直しに活用できます。


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進研ゼミ高校講座の料金
学年別月額料金(12ヶ月一括払い)
高校1年生~高校3年生:月額9,980円~(12ヶ月一括払い。毎月払いは10,980円)。5教科+大学受験対策+添削まで含めて月1万円前後は、予備校と比べてかなりお得です。
講座の選び方
志望大学のレベルに合わせて講座を選択。国公立志望、私立志望、難関大志望などコースが細分化されていて、自分の目標に合わせた学習が可能です。
支払い方法による差
12ヶ月一括払いが最安、6ヶ月一括も割引あり、毎月払いは最も高くなります。大学受験までの2~3年を続けるなら、年払いで年間1万円以上の節約になるケースも。
学年別の進研ゼミ活用法
高校1年生:基礎固めと学習習慣
高1は高校の勉強についていくための基礎固めが最優先。中学レベルから高校レベルへの橋渡しになるコンテンツが豊富です。英語・数学の基礎をしっかり固めれば、高2以降の学習がスムーズになります。
高校2年生:志望校の方向性を決める
高2は志望大学の方向性を決める重要な時期。大学別の傾向に合わせた対策をスタートし、模試で実力を客観視。文理選択や科目選択に迷った時も、進研ゼミの進路情報が参考になります。
高校3年生:志望校別対策の追い込み
高3は志望校別の本格対策と、共通テスト対策の両立期間。過去問演習と弱点補強を並行して進めます。進研ゼミの添削指導を最大限活用して、記述力を磨きましょう。
東大・京大・医学部など最難関大学志望の場合、進研ゼミだけでは演習量不足。Z会や鉄緑会、駿台・河合の通信講座、もしくは進学塾との併用を検討してください。

他社通信教育との比較
進研ゼミ vs Z会
難関大志望ならZ会、地方国公立~MARCHレベルなら進研ゼミがおすすめ。Z会は難問中心で挫折する高校生も多い一方、進研ゼミは幅広い学力層に対応しています。
進研ゼミ vs スタディサプリ
コスパ最優先ならスタディサプリ(月額2,178円)、添削と個別対応ならが進研ゼミ。映像授業のクオリティはスタディサプリの方が上という声もありますが、総合的なサポートは進研ゼミに軍配が上がります。
進研ゼミ vs 東進ハイスクール在宅受講
東進は単科ごとの受講で受講料も高額。進研ゼミは月額定額で全教科学べるため、バランスよく学習したい人には進研ゼミが向いています。
進研ゼミ高校講座が向いている高校生
地方国公立~MARCHレベル志望
進研ゼミはこのレベル帯にベストマッチ。カリキュラムの難易度も合っていて、十分な演習量と解説が得られます。
部活・学校行事と両立したい
時間的な柔軟性が最大の武器。部活を最後まで続けたい、学校行事にも全力で取り組みたい高校生には、通信教育の自由度が強みになります。
コスト重視のご家庭
予備校の1/10以下の費用で、同等以上の学習量を確保できるコスパ。兄弟が多い、経済的に厳しいご家庭にも選びやすい価格設定です。
よくある質問(Q&A)
Q1. 進研ゼミだけで大学受験は大丈夫?
A. 志望大学のレベルによります。地方国公立~MARCHクラスなら進研ゼミだけで合格可能。難関国公立・早慶上智・医学部レベルを目指すなら、他の教材や塾との併用が推奨されます。
Q2. 塾・予備校との併用は?
A. アリです。苦手科目だけ塾・予備校を追加し、それ以外は進研ゼミでカバーするパターンが多いです。コスト効率を保ちつつ、弱点を補強できます。
Q3. 小論文・面接対策はできる?
A. 小論文対策は進研ゼミ内に講座があり、添削指導も受けられます。面接対策は学校の進路指導が中心ですが、進研ゼミの大学入試情報が役立ちます。
Q4. 共通テスト対策は十分?
A. 共通テスト対策は充実しています。過去問演習、予想問題、各科目の対策講座が揃っていて、共通テスト8割以上を目指すレベルまで対応可能です。
Q5. 解約は簡単にできる?
A. 電話または会員サイトから解約可能。毎月払いの場合は2ヶ月の受講後から解約できます。タブレット代や途中解約の注意事項は契約前に必ず確認してください。
元塾講師としての正直な感想
進研ゼミ高校講座は、「地方国公立~MARCHレベル志望の、自己管理ができる高校生」にとって、ベストな選択肢の一つだと思います。コスパ、カリキュラム、サポート体制、どれをとってもバランスが良く、このレベル帯なら予備校に行かなくても十分戦えます。
ただし、東大・京大・医学部を目指す最難関志望や、自己管理が苦手で誰かに管理してほしい高校生には、予備校や専門塾の方が向いているでしょう。自分の志望校のレベルと、自分の学習スタイルを冷静に見極めてから選ぶことが大切です。
進研ゼミは無料で資料請求ができて、実際の教材サンプルも届きます。契約前にサンプルを触ってみて、自分に合うかを確認するのが一番確実な判断方法です。
参考:文部科学省「大学入試」
参考:大学入試センター
参考:ベネッセ「大学受験情報」
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