「進研ゼミとスタディサプリ、高校生にはどっちが合うの?」と悩んでいる方は多いです。どちらも人気のある学習サービスですが、それぞれの特徴や強みは大きく異なります。
この記事では、進研ゼミ高校講座とスタディサプリ高校講座の違いを、料金・学習スタイル・サポート体制など複数の切り口で比較していきます。お子さんの学習タイプに合ったサービスを選ぶための判断材料をお伝えします。
どちらが「良い・悪い」ではなく、「どちらが合うか」を軸に比較していくので、ぜひ最後まで読んでみてください。

料金を比較する
スタディサプリは月額2,178円(税込)
スタディサプリ高校講座のベーシックコースは月額2,178円(税込)です。12ヶ月一括払いにすると月あたり1,815円(年額21,780円)となり、さらにお得になります。入会金・年会費は不要で、小学4年生から高校3年生までの全教科・全学年の授業が見放題です。
なお、かつて提供されていた「合格特訓コース」(月額10,780円)は新規受付が終了し、記事執筆時点ではベーシックコースのみの提供となっています。
進研ゼミ高校講座は月額9,980円〜(税込)
進研ゼミ高校講座は12ヶ月一括払いで月額9,980円(年額119,760円)、毎月払いでは月額10,980円です。スタディサプリと比べると約5倍の料金差がありますが、後述する添削指導やAI分析などのサポートが含まれています。
なお、記事執筆時点では紙のテキストは終了し、完全デジタル化されています。スマホやタブレット、パソコンで学習する形式です。
どちらのサービスを選ぶにしても、受講費とは別に「見る端末」が必要になります。スマホの画面では図表が読みにくいと感じる場合、10インチ前後のタブレットを学習用に分けておくという選び方もあります。
コストだけで比較するとスタディサプリに軍配が上がります。ただし、料金が高い分だけ進研ゼミにはサポート面の手厚さがあるので、単純な料金比較では判断できません。
学習スタイルの違い
スタディサプリ:映像授業見放題の自由学習型
スタディサプリの最大の特徴は、プロ講師の授業動画が全学年・全教科で見放題であること。自分のペースで好きな単元を選んで学習できるため、先取り学習やさかのぼり復習が自由自在です。
1つの授業は約15分と短く設計されており、通学時間やスキマ時間に見られる手軽さも魅力。ただし、学習の進め方は完全に自己管理なので、自分で計画を立てて実行できるタイプの高校生に向いています。
進研ゼミ:学校の進度に合わせたカリキュラム型
進研ゼミは、学校で使う教科書や授業の進度に連動した教材が配信されます。「今学校で習っていること」がそのまま学習範囲になるので、定期テスト対策との相性が抜群です。
AIが学習履歴を分析して苦手単元を自動で提案してくれる機能もあり、「何を勉強すればいいかわからない」という悩みが生まれにくい設計になっています。

サポート体制の違い
進研ゼミ:添削指導+質問サービスが充実
進研ゼミには赤ペン先生による添削指導があり、記述問題の採点やアドバイスを受けられます。また、わからない問題を写真で送ると回答が返ってくる質問サービスも利用可能です。一人で勉強していて行き詰まったときに相談できる窓口があるのは大きな安心材料です。
スタディサプリ:基本的にセルフ学習
スタディサプリのベーシックコースには、個別の質問対応や添削指導は含まれていません。授業動画を見て自分で理解し、テキストの問題を自分で解くスタイルです。その分、自主的に学べる高校生にとっては無駄がなく、コスパに優れた選択肢です。
大学受験対策としての比較
スタディサプリは受験対策コンテンツが豊富
スタディサプリには大学受験に特化した講座が多数用意されています。共通テスト対策、志望校別の講座、過去問解説など、受験に必要なコンテンツが月額2,178円で利用できるのは大きな魅力です。
ただし過去問そのものは、時間を計って紙で解くほうが本番に近い形になります。解説動画とあわせて、市販の過去問題集を1冊手元に置いている受験生も多いです。
進研ゼミは志望校別の対策教材が届く
進研ゼミの大学受験講座では、志望校のレベルに合わせた教材が届きます。添削指導で記述力を鍛えられるのは、国公立二次試験や私立大学の記述問題対策に効果的です。
受験対策の「教材の量」ではスタディサプリ、「添削や個別フィードバック」では進研ゼミにそれぞれ強みがあります。
タイプ別おすすめの選び方
スタディサプリが向いている高校生
・自分で学習計画を立てて実行できる
・費用をできるだけ抑えたい
・先取りやさかのぼり学習を自由にやりたい
・塾や他の教材と併用したい
・通学時間やスキマ時間を活用したい
通学中に授業動画を見るなら、音が聞き取れるかどうかで学習の質が変わります。電車内でも途切れにくい有線タイプを選んでいる人もいます。
進研ゼミが向いている高校生
・学校の授業に合わせた学習ペースで進めたい
・定期テスト対策に力を入れたい
・添削指導で記述力を伸ばしたい
・何を勉強すべきか自分では判断しにくい
・AIによる学習分析を活用したい
併用という選択肢もある
実はスタディサプリと進研ゼミを併用している高校生も少なくありません。普段の授業対策は進研ゼミで、苦手分野の復習や受験対策はスタディサプリで、という使い分けは理にかなっています。

よくある質問Q&A
Q. 塾に通っている場合、どちらが併用に向いていますか?
塾との併用なら、月額が安く授業動画を好きなときに見られるスタディサプリがおすすめです。塾で習った内容の復習や、塾で扱わない教科の補強に使えます。
Q. 途中で解約はできますか?
どちらも途中解約は可能です。スタディサプリは月額払いなら翌月から停止可能。進研ゼミは一括払いの場合、未受講分の返金を受けられます。詳細は各サービスの公式サイトで確認してください。
Q. 無料体験はありますか?
スタディサプリは14日間の無料体験があります。進研ゼミは無料の資料請求で見本教材を試すことができます。実際に使ってみてから判断するのが失敗しない選び方です。
定期テスト対策での比較
進研ゼミは教科書連動で定期テストに強い
進研ゼミは学校で使っている教科書の出版社を登録すると、教科書の進度に合わせた教材が配信される仕組みです。テスト範囲をそのまま学習範囲として対策できるため、定期テストの点数アップに直結しやすいのが強みです。
教科書そのものの解説がほしい場合は、使っている教科書に対応した教科書ガイドを併用するという手もあります。学校の問題の解き方をたどれるので、授業の復習と相性がいいです。
スタディサプリは自分でテスト範囲を選ぶ必要がある
スタディサプリは全範囲が見放題ですが、テスト範囲に該当する授業を自分で選んで視聴する必要があります。自分でテスト範囲を把握して学習計画を立てられる高校生には問題ありませんが、「何を見ればいいかわからない」タイプには少しハードルが高いかもしれません。
利用者の声から見える傾向
スタディサプリ利用者の声
「月額が安いのに授業の質が高い」「通学時間に見られるのが便利」「苦手な単元だけ何度も繰り返し見られるのがいい」といった声が多い傾向です。一方で「自分で計画を立てないと続かない」「質問ができないのが不便」という声もあります。
進研ゼミ利用者の声
「何を勉強すればいいか迷わない」「添削指導で記述力がついた」「AIの弱点分析が役立つ」という声がある一方、「料金が高い」「デジタル化で紙のテキストがなくなったのが残念」という声も見られます。
紙で解きたい派の場合は、必要なページだけ自宅で印刷して使う方法もあります。書き込みながら進めたい教科だけ紙に出す、という使い分けをしている人もいます。

迷ったときの判断フローチャート
まずは予算を確認
月額2,000円程度なら問題ない→スタディサプリを試す
月額10,000円程度まで出せる→進研ゼミも選択肢に入る
予算に余裕があれば併用も検討してみましょう。
次に学習タイプを確認
自分で計画を立てて実行できるタイプ→スタディサプリ向き
レールに乗って進む方が安心するタイプ→進研ゼミ向き
どちらかわからない場合は、まず両方の無料体験を試してから決めるのがベストです。
迷ったらまず無料体験。スタディサプリは14日間の無料体験、進研ゼミは無料の資料請求ができます。実際に使ってみてから判断すれば、後悔のない選択ができます。
まとめ
進研ゼミとスタディサプリは、それぞれ異なる強みを持つサービスです。コスパと自由度ならスタディサプリ、サポートの手厚さと定期テスト対策なら進研ゼミが優れています。
大切なのは「どちらが良いか」ではなく「自分に合うのはどちらか」です。学習スタイルや目標に合ったサービスを選んで、充実した高校生活と受験対策を進めていきましょう。
外部リンク:スタディサプリ高校講座 料金ページ
外部リンク:進研ゼミ高校講座 受講費

