「スタディサプリの合格特訓コースって実際どうだったの?」「もう申し込めないなら、代わりに何を使えばいい?」そんな疑問を持っている受験生や保護者は多いのではないでしょうか。
スタディサプリ合格特訓コースは、現役難関大生のコーチが学習計画を立ててくれる人気のサービスでした。しかし2026年3月30日をもって提供が終了しています。この記事では、合格特訓コースがどんなサービスだったのか、利用者の口コミや効果をまとめたうえで、提供終了後の代替策まで丁寧に解説していきます。

スタディサプリ合格特訓コースとは何だったのか
合格特訓コースは、スタディサプリ大学受験講座のオプションプランとして2017年3月にスタートしたサービスです。月額10,780円(税込)で、ベーシックコースの全映像授業に加えて、現役難関大生のコーチによる個別サポートが受けられる内容でした。
コーチの役割と学習サポートの中身
合格特訓コースのコーチは、志望校合格を目指す受験生一人ひとりに合わせた学習プランを作成してくれる存在でした。具体的なサポート内容は以下のとおりです。
- 志望校に合わせた年間・月間・週間の学習プラン作成
- チャットでの質問対応(科目サポーターが担当)
- 学習進捗のチェックとアドバイス
- モチベーション維持のための声かけ
- スタディサプリの映像授業4万本以上が見放題
コーチは現役の難関大学(東大・京大・早慶など)の学生が中心で、受験を乗り越えた経験を活かしたリアルなアドバイスがもらえるのが魅力でした。塾に通わずに自宅で大学受験対策をしたい層にとって、学習の方向性を示してくれるコーチの存在は大きな支えになっていたようです。
コーチがいない環境で同じことをやるなら、週の予定と実際にやった内容を自分で書き残す仕組みが必要になります。市販のスタディプランナーはその受け皿として使いやすいです。
ベーシックコースとの違い
ベーシックコースは月額2,178円(税込)で映像授業が見放題になるプランです。合格特訓コースとの最大の違いは「コーチの有無」でした。ベーシックコースには個別のコーチングがなく、自分で学習計画を組んで進めていく必要があります。
一方、合格特訓コースは月額10,780円とベーシックの約5倍の価格でしたが、塾や予備校の月額と比べれば格段に安いという評価が多く聞かれました。大手予備校の年間費用が50万〜100万円以上かかることを考えると、年間約13万円で映像授業とコーチングの両方が手に入るのは確かにコスパが良かったと言えます。
合格特訓コースの口コミ・評判を振り返る
合格特訓コースを実際に利用していたユーザーの声をカテゴリ別に見ていきましょう。
良い口コミ
「計画を立ててくれるから何をやればいいか迷わなかった」という声は非常に多く聞かれました。特に地方の受験生にとっては、近くに大手予備校がなくても難関大レベルの指導が受けられるという点が高く評価されていました。
「コーチから毎週メッセージが来て、やる気が続いた」「自己管理が苦手だったけど、コーチのおかげでペースをつかめた」といった声も目立ちます。映像授業だけだと続かない人にとって、コーチの存在がモチベーション維持に直結していたことがわかります。
映像授業は音声が聞き取れるかどうかで集中の続き方が変わります。家族と同じ空間で見るなら、耳に負担の少ない有線イヤホンを用意しておくと視聴に集中しやすくなります。
気になる口コミ
一方で「コーチとの相性が合わなかった」「質問の返信に時間がかかることがあった」というネガティブな声もありました。コーチは現役大学生のため、対応の質にばらつきがあったのも事実です。
また「科目の質問は科目サポーターが担当するが、数学の難問への解説がやや物足りなかった」という意見もあり、難関大志望でハイレベルな質問をしたい層にはやや力不足と感じるケースがあったようです。

合格特訓コースの効果はどうだったのか
合格特訓コースを利用して志望校に合格したという体験談は多数見られます。ただし、「合格特訓コースを使ったから受かった」と単純に言い切れるものではありません。利用者の学力レベルや志望校、学習への取り組み方によって効果は大きく変わるからです。
効果が出やすかった人の特徴
口コミを総合すると、以下のタイプの受験生に効果が出やすかったことがわかります。
- 自分で学習計画を立てるのが苦手な人
- 塾に通わず自宅で受験勉強をしたい人
- 地方在住で大手予備校が近くにない人
- 費用を抑えて大学受験対策をしたい家庭
- 映像授業が自分に合っていると感じる人
効果が出にくかった人の特徴
反対に、以下のケースでは効果を実感しにくかった傾向があります。
- 対面でのリアルタイム指導を求めている人
- 超難関大の過去問レベルの質問をたくさんしたい人
- コーチとのテキストコミュニケーションが苦手な人
- すでに自走力があり、計画管理が不要な人
志望校レベルの問題にどこまで対応できるかを見極めたいなら、早い段階で過去問集に目を通しておくと、必要な演習量がつかめます。
合格特訓コースは2026年3月30日で提供が終了しました。新規申し込みは2025年5月27日で停止されています。現在は利用できないサービスですのでご注意ください。
提供終了の背景と理由
リクルートの公式発表によると、事業環境の変化やサービスの利用状況などを総合的に判断した結果、提供終了に至ったとされています。具体的な理由は公表されていませんが、オンライン教育市場の変化に伴い、コーチングサービスの提供形態を見直した可能性が考えられます。
ベーシックコース(月額2,178円)は引き続き利用可能で、映像授業の見放題は変わりません。コーチングが必要な場合は、別のサービスとの併用を検討する必要があります。
合格特訓コース終了後の代替策
コーチング付きのオンライン学習を求めている場合、いくつかの選択肢があります。目的や予算に応じて選んでみてください。
スタディサプリベーシック+オンライン個別指導の併用
ベーシックコースで映像授業を活用しつつ、別途オンライン個別指導を週1回程度入れるスタイルです。映像授業のコスパの良さを活かしながら、苦手科目だけプロの指導を受けるという使い分けが可能です。
コーチング型オンライン塾を利用する
学習計画の作成と進捗管理に特化したコーチング型のオンライン塾も増えてきています。自習をメインにしつつ、定期的な面談で方向修正ができるので、合格特訓コースに近い使い方ができます。
塾・予備校との併用
すでに塾に通っている場合、スタディサプリのベーシックコースを補助教材として使うのも有効です。月額2,178円で全科目の授業が見られるため、塾で習っていない科目の補強に使えます。
映像授業で流れをつかんだ科目は、手元で解ける参考書を1冊あわせて回すと定着が早くなります。

スタディサプリベーシックコースだけでも戦えるのか
合格特訓コースが終了した今、ベーシックコースだけで大学受験に挑めるのかは多くの受験生が気になるポイントです。
結論から言えば、自走力がある受験生なら十分に戦えます。月額2,178円(12ヶ月一括なら月額換算1,815円)で、小学4年生から大学受験までの全映像授業が見放題。一流講師の授業が6教科19科目・4万本以上用意されており、基礎固めから応用演習まで網羅的に取り組めます。
ただし、学習計画の管理やモチベーション維持は自分でやる必要があるため、「一人だと続かない」というタイプの人は、何らかのサポートを別途確保しておくのが安心です。
手軽にできるところでは、1コマの勉強時間を機械的に区切ってしまう方法があります。見る授業の本数を時間で決めると、だらだら視聴を防げます。
よくある質問
合格特訓コースは復活する可能性はある?
現時点でリクルートからサービス再開に関するアナウンスはありません。今後の動向はスタディサプリ公式サイトをチェックするのが確実です。
ベーシックコースの無料体験はできる?
ベーシックコースには14日間の無料体験期間が設けられています(クレジットカード決済の場合)。まず試してみて、映像授業の質や使い勝手を確認するのがおすすめです。
スタディサプリだけで難関大に合格できる?
合格実績はありますが、個人差が大きい部分です。スタディサプリの映像授業で基礎を固め、大手予備校の模試や過去問演習を組み合わせるのが現実的な戦略です。
中学生の個別指導コースも終了した?
中学生向けの個別指導コースも以前は提供されていましたが、すでに終了しています。中学生が利用できるのはベーシックコースのみです。

まとめ
スタディサプリ合格特訓コースは、低コストでコーチングが受けられる画期的なサービスとして多くの受験生に支持されていました。「計画を立ててくれるから迷わず勉強できた」「地方でも難関大を目指せた」という口コミが示すとおり、自走が苦手な受験生にとっては大きな助けになっていたサービスです。
しかし、2026年3月30日をもって提供は終了しました。今後はベーシックコースを軸に、必要に応じてオンライン個別指導やコーチング型塾を組み合わせるのが現実的な選択肢になります。
大切なのは、自分の学習スタイルに合ったサービスを選ぶこと。映像授業で十分な人もいれば、コーチングが必要な人もいます。まずはスタディサプリの14日間無料体験を試してみて、そのうえで自分に足りないサポートを見極めるのが賢い進め方です。


