通信教育を始めるなら、キャンペーンや入会金無料のタイミングを活用したいと考える保護者の方は多いはずです。同じ教材でも、入会時期やキャンペーンの活用次第で数千円〜1万円以上の差が出ることもあるため、情報を知っているかどうかで出費が大きく変わります。
ただし、キャンペーン情報は時期によって頻繁に変わるため、古い情報に惑わされないよう注意が必要です。この記事では、主要な通信教育サービスのキャンペーン傾向と、お得に始めるためのポイントを整理して解説します。
なお、各サービスのキャンペーンや料金は随時変更される可能性があります。申し込み前に必ず各公式サイトで最新情報を確認してください。

主要通信教育サービスの入会金事情
進研ゼミ(ベネッセ)
進研ゼミは入会金・再入会金・退会金がすべて無料です。これは小学講座・中学講座・高校講座のすべてに共通しています。入会時のハードルが低く、気軽に始められるのが特徴です。
ハイブリッドスタイル(タブレット+紙)を選んだ場合、6か月以上継続受講すれば学習専用タブレットの代金もかかりません。ただし、6か月未満で退会すると税込8,300円のタブレット代が請求されるため、この点は事前に把握しておきましょう。
タブレットを落として壊してしまうと、この金額とは別に負担が発生することもあります。届いたらまずカバーを付けておくと、毎日の持ち運びでも安心です。
スマイルゼミ
スマイルゼミも入会金は無料です。ただし、専用タブレット代として税込10,978円(12か月以上の継続利用前提)がかかります。毎月払いの場合は月々税込1,078円の12回払いも選択できます。
また、スマイルゼミには継続割引があり、1年継続するごとに月100円ずつ割引が増え、最大で月500円引きになります。長く続ける前提なら、この継続割引は見逃せないポイントです。
Z会
Z会も入会金は無料です。タブレットコースの場合、Z会専用タブレットの購入が必要ですが、対象の講座を12か月以上一括払いで申し込むと実質無料になるキャンペーンが実施されることがあります。詳細は公式サイトで確認してください。
ポピー
ポピーはもともとの月額が他社より低めに設定されており、入会金も無料です。シンプルな紙教材で、タブレット代のような初期費用がかからないのが特徴です。
紙教材の場合、そろえるものは筆記具くらいです。低学年のうちは濃さ2Bの鉛筆が書きやすく、まとめ買いしておけば途中で切らす心配もありません。
主要な通信教育サービスは、いずれも入会金は基本無料です。差が出るのはタブレット代・継続割引・時期限定キャンペーンの部分です。
キャンペーンが多い時期はいつ?
新年度前(2〜4月)が最もお得
通信教育各社が最も力を入れるのが、新年度に合わせた2〜4月のキャンペーンです。この時期は受講費の割引、タブレット代の実質無料、特典教材のプレゼントなど、最も充実したキャンペーンが展開されます。
夏休み前(6〜7月)も狙い目
夏休みに向けて学習習慣をつけたい家庭が増えるため、夏のキャンペーンも充実しています。進研ゼミでは夏号の受講費割引が実施されることがあり、まとまった学習時間が取れる夏は始め時としても適しています。
冬(11〜1月)は受験対策の特別講座
冬は受験を控えた学年向けの特別講座や追い込みキャンペーンが登場します。受験学年以外でも、新学年に向けた先取りキャンペーンが始まる時期です。

各社のキャンペーン傾向を比較
進研ゼミのキャンペーン傾向
進研ゼミは「受講費の割引」と「特典教材のプレゼント」を中心としたキャンペーンが多いのが特徴です。おかえりなさいキャンペーン(再入会向け)やキャンペーンコードによる割引も定期的に実施されています。
資料請求をすると限定特典や体験教材が無料でもらえるケースもあるため、まずは資料請求から始めるのがおすすめです。
複数社に請求すると、パンフレットや体験教材がまとまった量で届きます。A4が入る書類ケースに入れておけば、比較検討のときに一式を取り出せて便利です。
スマイルゼミのキャンペーン傾向
スマイルゼミは「体験会参加特典」と「紹介制度」が強力です。体験会に参加後に入会すると、タブレット安心サポート1年間分(税込3,960円)が無料になるなどの特典がつくことがあります。
また、キャンペーンコードは資料請求によって手に入れることができるため、入会前の資料請求は必須と言えます。
Z会のキャンペーン傾向
Z会は資料請求時にお試し教材がもらえるほか、紹介制度としてAmazonギフトカードのプレゼントがあります。大幅な値引きキャンペーンは少ないですが、教材の質の高さで根強い人気があります。
ポピーのキャンペーン傾向
ポピーはもともとの月額が低価格なため、大きな割引キャンペーンは少なめです。紹介制度やプレゼントキャンペーンが中心で、半年一括払いで約2.5%、年間一括払いで約5%の割引が受けられます。
お得に始めるための5つのコツ
1. まず資料請求をする
各社とも、資料請求をすると限定キャンペーンコードや体験教材がもらえるケースが多いです。いきなり入会するより、資料請求→検討→入会のステップを踏むことで、最もお得な条件を引き出せます。
2. 一括払いを選ぶ
毎月払いよりも、6か月一括・12か月一括のほうが月あたりの料金は安くなります。多くのサービスでは12か月一括が最安になるため、継続する前提なら一括払いがおすすめです。
3. 紹介制度を活用する
すでに受講中の友人や知人がいれば、紹介制度を使って双方に特典をもらいましょう。スマイルゼミの紹介制度ではデジタルギフトがプレゼントされます。
4. 体験会やオンライン説明会に参加する
スマイルゼミなどでは、体験会参加者限定の入会特典が用意されています。お近くで開催されていれば参加しておくとお得です。
5. 公式サイトの最新情報をチェックする
キャンペーン情報は頻繁に更新されるため、入会を決めたら直前に公式サイトで最新のキャンペーン情報を確認しましょう。外部サイトの情報が古いケースもあるので注意が必要です。

支払い方法による料金差を比較
毎月払い vs 一括払いの年間差額
通信教育の支払い方法は、一般的に「毎月払い」「6か月一括」「12か月一括」から選べます。12か月一括払いを選ぶと、毎月払いに比べて月あたりの料金が安くなるサービスがほとんどです。
例えばポピーの場合、半年一括払いで約2.5%、年間一括払いで約5%の割引が受けられます。スマイルゼミでも12か月一括払いが最も月額が安くなる設定です。年間で見ると数千円の差が出るため、継続する前提であれば一括払いを検討する価値があります。
教育費は一括払いや年払いが重なると、月ごとの見え方が実態とずれがちです。ざっくりでも家計簿に「教育費」の欄を作っておくと、次の更新時に判断しやすくなります。
一括払いのリスク
一括払いは月あたりの料金が安くなる反面、途中で退会した場合に差額の返金が発生する場合があります。「続くかどうかわからない」という段階では、まず毎月払いで始めて様子を見てから、次の更新タイミングで一括払いに切り替えるのも賢い方法です。
通信教育を始める前のチェックリスト
確認すべき5つのポイント
- 入会金・初期費用(タブレット代含む)はいくらか
- 月額料金と支払い方法の選択肢
- 最低利用期間と途中退会時の条件
- 紹介制度や兄弟割引の有無
- 無料体験・お試し期間があるか
これらを事前に確認しておけば、「入会してから知らなかった」という事態を防げます。特に退会条件は見落としがちなポイントなので、入会前に必ずチェックしておきましょう。

キャンペーンだけで選ばないための注意点
お得さより「子どもに合うか」が最優先
キャンペーンでお得に始めても、子どもに合わない教材では意味がありません。まずは教材の内容・難易度・学習スタイルがお子さんに合っているかを確認し、そのうえでキャンペーンを活用するという順序が大切です。
最低利用期間を確認する
タブレット代が無料になるキャンペーンでも、「6か月以上」「12か月以上」の継続利用が条件になっていることがあります。短期間で辞めるとタブレット代が発生するため、継続する見込みがあるかも考慮しましょう。
この「○か月以上」の期限は、入会した月を起点に数えるので忘れやすい部分です。カレンダーに条件が切れる月を書き込んでおくと、判断のタイミングを逃さずに済みます。
退会時の条件もチェック
入会時のキャンペーンだけでなく、退会時の条件も事前に確認しておきましょう。一括払い後の途中退会で返金があるか、退会手続きの締め切り日はいつか、といったポイントは入会前に把握しておくと安心です。
この記事に記載しているキャンペーン情報は記事執筆時点のものです。キャンペーン内容・実施時期・特典は変更される可能性があるため、入会前に必ず各社の公式サイトで最新情報をご確認ください。
よくある質問
Q. 通信教育に入会金がかかるサービスはありますか?
A. 主要な通信教育サービス(進研ゼミ・スマイルゼミ・Z会・ポピー)は、いずれも入会金は無料です。ただし、タブレット代や初回教材費が別途かかるサービスもあるため、初期費用の総額を確認することをおすすめします。
Q. キャンペーン時期を待つべきですか?
A. お得なタイミングで始めるのは賢い選択ですが、学習習慣は早く始めるほど定着しやすいものです。数千円のキャンペーン差額を気にして2〜3か月待つより、今すぐ始めたほうが学習効果は高いケースもあります。
Q. 複数社の資料請求をしても大丈夫ですか?
A. もちろん問題ありません。むしろ、複数社の教材を見比べることでお子さんに合ったサービスが見つかりやすくなります。各社とも資料請求は無料です。
まとめ
主要な通信教育サービスは入会金が無料のところがほとんどです。差が出るのはタブレット代、継続割引、時期限定のキャンペーン特典の部分。お得に始めるなら、資料請求→紹介制度の活用→一括払いの選択が基本の流れです。
ただし、キャンペーンの内容は随時変わるため、入会直前に公式サイトで最新情報を確認することを忘れないでください。お子さんにぴったりの教材を見つけて、賢くスタートしましょう。
教材の中身をじっくり比較したい方は、通信教育おすすめ比較|タブレット学習で成績を上げる方法もあわせてどうぞ。資料請求の活用法は通信教育の資料請求で比較するコツ|失敗しない教材選びガイドが参考になります。


