中学生になると勉強の難易度が一気に上がります。定期テストの順位が気になりだし、高校受験も視野に入ってくる時期。「塾に通わせるべきか、通信教育で十分か」で悩んでいる保護者の方は多いのではないでしょうか。
実は中学生にとって、通信教育は非常に有力な選択肢です。月額5,000円~8,000円で5教科+実技教科まで学べて、プロ講師の映像授業も見放題。塾に比べて時間的にも金銭的にも効率的で、忙しい中学生にピッタリの学習スタイルなんです。
この記事では、元大手塾講師として中学生を指導してきた経験から、中学生におすすめの通信教育の選び方と、タイプ別の活用法をお伝えします。定期テストで点数を取りたいお子さん、高校受験で結果を出したいご家庭の参考になれば嬉しいです。

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中学生に通信教育がおすすめな4つの理由
定期テスト対策が充実している
中学生向けの通信教育は、定期テスト対策が手厚いのが特徴です。各学校の教科書に対応した予想問題や、テスト範囲を指定するだけで問題を自動生成してくれるサービスも。内申点を上げたい中学生には強い味方です。
部活と両立しやすい
中学生は部活で忙しく、塾に通う時間を捻出するのが大変。通信教育なら自分のペースで学習できるので、部活と勉強の両立がしやすいです。夜遅くても深夜でも、タブレット1台あればすぐに勉強できます。
費用が塾の半額以下
中学生向けの塾は月額2万円~4万円が相場ですが、通信教育なら月額5,000円~8,000円。年間で20万円以上の差が出ることもあります。高校受験で模試や志望校別コースを追加しても、塾の半額以下に収まるケースがほとんどです。
5教科バランスよく学べる
塾だと英語・数学の2教科だけ受講、というケースが多いですが、通信教育は5教科全部がセット。社会と理科もおろそかにせず、オール5を狙うならむしろ通信教育の方が向いています。
中学生向け通信教育の主要タイプ
タブレット学習型
進研ゼミ中学講座、スマイルゼミ中学生コースなどが代表。AIが苦手分野を分析してくれて、専用タブレットで全教科が学べます。月額6,000円~8,000円が相場。
映像授業+オンライン指導型
スタディサプリ中学講座、Z会の映像授業コースなどが該当。プロ講師の授業が見放題で、月額2,178円~という驚きの安さ。映像授業は理解度アップに効果的で、自分で計画を立てられる子に向いています。
紙教材中心型
Z会中学生向けコース(紙教材)、ポピーなどが代表。書いて覚える派の中学生にはこっちがおすすめ。添削指導があるサービスなら、記述力もしっかり鍛えられます。
タブレット型は楽しさ重視、映像型は効率重視、紙型は学力定着重視。お子さんの性格と目標に合わせて選びましょう。
学年別・おすすめの通信教育の選び方
中学1年生:学習習慣と基礎固め
小学校から中学校への環境変化に適応する大切な時期。毎日決まった時間に取り組める教材を選び、学習習慣を定着させましょう。英語と数学は中学の勉強の土台なので、ここで躓かないことが何より大切です。
中学2年生:苦手分野の克服
「中だるみの中2」と呼ばれる、勉強から気持ちが離れやすい時期。ここで苦手分野を放置すると、中3になって取り返しがつかなくなります。AIで苦手を自動分析してくれるサービスが、この時期には特に有効です。
中学3年生:高校受験対策
志望校のレベルに合わせた対策が必要。模試・過去問対応がある教材を選び、志望校に特化した学習を進めましょう。内申点と入試本番の両方を意識した教材設計のサービスがおすすめです。

定期テストで内申点を上げるコツ
教科書準拠の教材を選ぶ
定期テストで点を取るには、学校の教科書に合わせた学習が不可欠。進研ゼミ中学講座、スマイルゼミなどは、入力した学校名から教科書を特定して、その教科書に完全準拠した問題を出してくれます。
テスト2週間前から集中対策
定期テスト2週間前になったら、通信教育の「テスト対策モード」に切り替えましょう。テスト範囲を指定するだけで、予想問題や類題を大量に解けるので、短期間での得点アップが狙えます。
提出物と授業態度も忘れずに
内申点はテストだけで決まるわけではありません。提出物の期限を守り、授業中の態度も良くすること。通信教育で空いた時間を使って、学校のワークにもしっかり取り組みましょう。
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高校受験対策での通信教育活用法
志望校のレベルに合わせた教材選び
公立高校志望なら教科書準拠の通信教育、難関私立・国立を目指すなら応用・発展レベルの教材が必要です。Z会中学生コースは難関校対策に定評があり、進研ゼミは中堅公立高校まで幅広くカバーしています。
模試と過去問の活用
通信教育の模試機能を最大限活用しましょう。自分の現在地と志望校までの距離を正確に把握することで、効率的な学習計画が立てられます。過去問演習は中3の秋以降が本格的なスタート時期です。
通信教育だけでは情報戦に弱くなりがち。志望校の最新情報や入試傾向は、学校の進路指導室や公的機関のサイトで補うことが大切です。

中学生通信教育の月額料金相場
料金の目安
タブレット学習型(進研ゼミ、スマイルゼミ等)は月額6,000円~8,000円、映像授業型(スタディサプリ等)は月額2,178円~、Z会などハイレベル向けは月額8,000円~12,000円が目安です。塾と比較すると年間10万円以上の節約になるケースが多く、家計への優しさは通信教育の大きな魅力です。
年払い・兄弟割引の活用
年払いで5~15%の割引、兄弟姉妹で受講すると追加割引があるサービスも。お得に使うなら、こうした特典を最大限活用しましょう。
塾と通信教育、結局どっちが良い?
通信教育が向いている中学生
自分で計画を立てられる子、部活で忙しい子、コスパ重視の家庭、近くに良い塾がない地域のお子さん。学習習慣があって、自走できるタイプにはベストマッチです。
塾が向いている中学生
一人だとサボりがちな子、友達と競い合いたい子、講師にすぐ質問したい子。強制力が必要なタイプや、集団の中で伸びるタイプは塾の方が合います。
併用もおすすめ
苦手科目は塾で集中補強、得意科目は通信教育でカバー、という使い分けもアリ。費用を抑えつつ全科目を網羅できます。
よくある質問(Q&A)
Q1. 通信教育だけで高校受験は大丈夫?
A. 公立高校なら通信教育だけで十分合格可能です。実際に地域トップの公立高校に通信教育だけで合格したお子さんも多数見てきました。ただし難関私立・国立を目指すなら、塾や家庭教師との併用を検討した方が安心です。
Q2. 部活が忙しくて続けられるか不安です
A. 通信教育は1日15分~30分でも継続できる設計なので、部活で忙しい中学生にこそ向いています。土日にまとめてやるよりも、平日の隙間時間を活用する方が定着します。
Q3. 英検・漢検対策はできますか?
A. 主要な通信教育は英検・漢検対策講座を提供しています。追加料金なしで受講できるサービスもあるので、資格対策も同時にできてお得です。
Q4. 成績が上がらない場合はどうすれば?
A. まず「毎日取り組めているか」を確認しましょう。教材が溜まっている場合は量を調整。それでも成績が上がらないなら、教材のレベルが合っていない可能性があります。無料体験で別のサービスを試してみるのも手です。
Q5. タブレットが壊れたらどうなりますか?
A. 多くの通信教育では保証オプションがあります。年額3,000円程度で加入でき、故障時は安い金額で交換可能。中学生は動きが激しいので、保証加入は強くおすすめします。

人気の中学生向け通信教育サービス比較
進研ゼミ中学講座
中学生通信教育の最大手。9教科まるごとカバーし、定期テスト対策から高校受験対策まで一気通貫で学習可能。月額6,400円~7,900円で、タブレット学習「ハイブリッドスタイル」と紙教材「オリジナルスタイル」から選択可能。公立高校受験対策は特に強みです。
スマイルゼミ中学生コース
専用タブレットで全教科学べるコース。AIが苦手分野を自動分析し、個別最適化された学習プランを提示。月額7,480円~14,080円で、特進クラスなら難関高校対策もカバー。スマホ並みの操作感で、現代の中学生に馴染みやすい設計です。
Z会中学生コース
難関高校志望の中学生に定評ある老舗。ハイレベルな問題と添削指導が特徴で、難関私立・国立高校対策には欠かせない存在です。月額8,115円~13,220円と高めですが、その分カリキュラムの質は業界トップクラス。
スタディサプリ中学講座
月額2,178円で5教科全ての授業が見放題の超コスパ系。プロ講師の映像授業が豊富で、自分で計画を立てられる中学生にはコスパ抜群の教材。他の教材と組み合わせて使う家庭も多いです。
東進オンライン学校 中学部
東進ハイスクール系列の中学生向けオンライン教材。映像授業中心で、難関高校受験対策のクオリティは高評価。月額2,980円~(12ヶ月一括払い)のリーズナブルな価格も魅力です。
中学生が通信教育で成果を出すコツ
1. 学校の授業との連動を意識する
通信教育を学校の授業の予習・復習として位置づけると、両方の効果が倍増します。授業で習う前に通信教育で予習すれば、授業の理解度も一気にアップ。逆に授業で習った後に通信教育で復習すれば、定着率が格段に高まります。
2. 学習時間を固定する
部活から帰ってきて夕食後、または朝学校に行く前など、時間を固定するのが継続のコツ。中学生は自己管理能力の発達過程にあるので、親も一緒にスケジュールを考えてあげるとスムーズです。
3. 定期テスト前は集中モードに
テスト2週間前からは、通信教育のテスト対策モードに切り替え、集中的にテスト範囲の演習を。普段の学習ペースより少し密度を上げることで、テスト本番で結果が出やすくなります。
元塾講師としての正直な感想
中学生の時期は、高校受験という大きな目標があって、勉強のモチベーションを保ちやすい時期です。ただ逆に、部活・恋愛・友人関係と誘惑も多く、勉強に集中できる環境作りが何より大切。
通信教育は、この「自分でコントロールする」経験を積むのに最適です。誰にも言われずに勉強する習慣がつけば、高校以降の人生でも必ず役立ちます。塾に通わせるか通信教育にするかで悩んでいる方は、まず通信教育を試してみて、合わなければ塾、という順番がおすすめです。
参考:文部科学省「中学校教育」
参考:国立教育政策研究所
参考:ベネッセ「中学生の学習」
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