「スタディサプリで英検の勉強はできるの?」「対応しているのは何級まで?」英検受験を控えた学生や保護者から、こうした質問をよく聞きます。
結論から言うと、スタディサプリには英検対策講座が用意されており、3級・準2級・2級のリーディング・リスニング・ライティング対策が可能です。ただし、スピーキング(二次試験の面接対策)には対応していないなど、知っておくべきポイントもあります。
この記事では、スタディサプリの英検対策講座の内容、対応級、効果的な活用法、そして対応していない部分の補い方まで丁寧に解説していきます。

スタディサプリの英検対策講座の概要
スタディサプリの英検対策講座は、高校講座の「資格対策講座」に含まれています。ベーシックコース(月額2,178円・税込)に加入していれば追加費用なしで利用できるのが大きなメリットです。
対応している級
スタディサプリの資格対策講座で対応しているのは英検3級・準2級・2級の3つです。5級・4級・準1級・1級には対応していません。
中学生が受けることの多い3級から、高校生~大学受験レベルの2級までをカバーしている形です。英検2級は大学入試の英語力証明として活用されることも多いため、受験を見据えた対策としても使えます。
対策できる技能
講座で対策できるのはリーディング・リスニング・ライティングの3技能です。各級ごとに専用の授業動画と演習問題が用意されています。
スタディサプリの英検対策講座にはスピーキング(二次試験の面接)対策は含まれていません。面接対策が必要な場合は別途対策が必要です。
各級の講座内容を詳しく解説
英検3級対策
3級は中学卒業程度のレベルで、中学生が最初に目指す級として人気があります。スタディサプリの3級対策では、基本的な文法事項の確認から、リーディングの解き方のコツ、リスニングの聞き取り方まで体系的に学べます。
授業動画はプロ講師が丁寧に解説してくれるので、英語が苦手な生徒でもついていきやすい構成になっています。特に頻出の文法パターンや頻出語彙をピンポイントで押さえているのがスタディサプリらしい効率的なアプローチです。
動画で解き方を押さえたあとは、実際の問題用紙のレイアウトで解いてみると時間配分の感覚がつかめます。3級を受けるなら、過去問集を1冊そばに置いて進めるとスムーズです。
英検準2級対策
準2級は高校中級程度のレベルです。3級と比べて語彙レベルが一気に上がり、長文の量も増えるため、対策なしで臨むと苦戦する人が多い級です。
スタディサプリの準2級対策では、長文読解のテクニックやリスニングの聞き取りポイントをしっかり解説してくれます。ライティング対策もあるので、自分の意見を英語で書く練習もできます。
英検2級対策
2級は高校卒業程度のレベルで、大学入試レベルの英語力が求められます。スタディサプリの2級対策は、大学受験講座の英語力をベースに英検特有の問題形式に対応する内容になっています。
2級のライティングは配点が高く合否を分ける重要なパートなので、スタディサプリの解説動画で「書き方のフレームワーク」を身につけておくと有利です。
ライティングは書いた英文を見比べる材料があると伸ばしやすいパートです。模範解答とテンプレートがまとまった対策本を手元に置き、動画で学んだ型を実際に書いて確かめてみてください。

スタディサプリ英検対策の効果的な活用法
せっかくの英検対策講座も、ただ見るだけでは効果は薄くなります。合格率を高めるための効果的な使い方を紹介します。
過去問と組み合わせる
スタディサプリで出題パターンと解き方を学んだら、英検公式サイトで公開されている過去問を使って実践演習に取り組みましょう。インプット(動画)とアウトプット(過去問)のバランスが合格のカギです。
苦手パートを集中的に繰り返す
映像授業の強みは、苦手な部分を何度でも見直せること。リスニングが苦手なら聞き取りのコツを解説した動画を繰り返し、リーディングが苦手なら長文の読み方を集中的に学ぶという使い方ができます。
通常講座の英語も併用する
英検対策講座だけでなく、スタディサプリの通常の英語講座(中学英語・高校英語)も並行して学習すると効果的です。英検は学校英語の延長にある試験なので、基礎文法や語彙力の底上げが合格に直結します。
語彙は動画だけで覚えきるのが難しい部分です。受験級に対応した単語集を1冊決めて、通学中や寝る前の10分に回す形にすると、動画学習との役割分担がはっきりします。
- 動画で解法パターンを学ぶ→過去問で実践が基本の流れ
- 苦手パートだけピンポイントで繰り返し視聴
- 通常の英語講座と英検講座を両方活用して基礎力を底上げ
- 試験の1~2ヶ月前から対策を始めると余裕が持てる
スピーキング対策(二次試験)はどうする?
スタディサプリの英検対策講座にスピーキング対策が含まれていない点は、受験者にとって気になるポイントです。英検3級以上は二次試験(面接)があるため、ここの対策は別途必要になります。
面接対策の選択肢
スピーキング対策として利用できるサービスや方法をいくつか紹介します。
- オンライン英会話で面接のシミュレーションを行う(英検対策コースがあるスクールを選ぶとよい)
- 英検の面接対策専用の参考書を使って、解答パターンを練習する
- 学校の英語の先生に面接練習をお願いする
- スタディサプリENGLISHを併用する(別サービスだが英会話の練習が可能)
このうち一番手軽に始められるのが参考書での練習です。面接の流れと質問パターンが再現されている対策本なら、家族に面接官役をお願いして本番形式で練習できます。
スタディサプリENGLISHとの違い
スタディサプリには「スタディサプリENGLISH」という別サービスもあり、こちらは英会話に特化した内容です。スタディサプリENGLISHでは英検5級~準1級レベルまでの対応が可能とされており、スピーキング練習もできます。ただし、高校講座のスタディサプリとは別契約・別料金になる点に注意してください。

スタディサプリで英検対策するメリット・デメリット
メリット
- 月額2,178円で英検対策講座が追加費用なしで使える
- プロ講師の映像授業で出題傾向と解き方が体系的に学べる
- 通常の英語講座と英検講座を同時に利用できる
- 自分のペースで何度でも繰り返し視聴できる
- スマホやタブレットでどこでも学習できる
どこでも学べる強みを活かすなら、リスニング用のイヤホンは有線タイプが扱いやすいです。充電切れを気にせず使えて、音の遅延もないため、聞き取りの練習に向いています。
デメリット
- 対応級が3級・準2級・2級に限られる(5級・4級・準1級・1級は非対応)
- スピーキング対策がないため二次試験は別途対策が必要
- 個別の添削やフィードバックはない
- 英検専門の塾・予備校と比べると対策の深さに限界がある
英検対策にスタディサプリが向いている人・向いていない人
向いている人
- 費用をかけずに英検対策をしたい人
- すでにスタディサプリを受講中で追加活用したい人
- 3級~2級を受験予定の中高生
- 映像授業で自分のペースで学びたい人
- 一次試験(筆記・リスニング)を重点的に対策したい人
向いていない人
- 準1級以上を目指している人
- 面接対策まで一つのサービスで完結させたい人
- 個別添削や質問対応が必要な人
- 英検専門の集中対策が必要なレベルの人
よくある質問
スタディサプリの英検講座だけで合格できる?
一次試験に関しては、スタディサプリの英検対策講座と過去問演習の組み合わせで合格を目指せる力は身につきます。ただし二次試験はスピーキングの実践練習が不可欠なので、別途対策が必要です。
英検CBTとの違いは対策に影響する?
英検CBT(Computer Based Testing)は従来型の英検と出題内容は基本的に同じです。スタディサプリの英検対策講座で学んだ内容はCBTにもそのまま活かせます。ただしCBTではスピーキングもコンピュータに向かって話す形式になるため、英検CBTの公式ページで形式を確認しておくことをおすすめします。
中学生でも英検対策講座は使える?
スタディサプリのベーシックコースに加入していれば、学年を問わず全講座にアクセスできます。中学生でも高校講座の英検対策講座を利用可能です。3級対策は中学生にちょうど良いレベルです。

まとめ
スタディサプリの英検対策講座は、3級・準2級・2級のリーディング・リスニング・ライティングに対応しており、月額2,178円の受講料内で追加費用なく利用できるのが大きな魅力です。
プロ講師の授業で出題傾向と解き方を効率的に学べるため、費用を抑えて英検対策をしたい中高生には非常にコスパの良い選択肢と言えます。一方で、スピーキング対策が含まれていない点と、対応級が限られる点は把握しておく必要があります。
英検合格への近道は、スタディサプリで解法パターンを学びつつ、過去問で実践力を鍛え、面接対策は別のサービスや参考書で補うという組み合わせです。まずは14日間の無料体験で英検対策講座の中身をチェックしてみてください。


